晩秋の季節がやって来たので、また今年も立川の国営昭和記念公園の紅葉を見に行ってこようと出かけた。いつもここは、銀杏の黄葉が見事だ。ところが、残念なことに、銀杏の黄葉は終わりかけ、その一方、楓の紅葉には少し早いという端境期だったので、いささかがっかりしたものの、それなりに広大な景色と紅葉と青い空を楽しんだ。

 なかでも、立川口から歩いてきたところにある噴水と、青い空に広がる白い雲の組み合わせが美しかった。また、公園のバーベキュー広場にある背の高い「皇帝ダリア」は、威風堂々としていて、これまた良い眺めだった。その脇にあった箒を上にしたような南米産のパンパス・グラス(銀葦)(シロガネヨシ)は、ススキの大型のような草で、大きいだけでなく、穂が美しい。日本庭園の中の紅葉が、赤く色づき始めていた。

 (2015年11月23日) 






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