身内の慶事で白金台の八芳園に行く機会があり、早春の庭を散歩した。こちらは、大久保彦左衛門の屋敷から薩摩藩の下屋敷を経て、現在は1万2千坪の庭園を有する都内有数の結婚式場として使われている。ちなみに、庭園の名称は「四方八方どこを見ても美しい」に由来するという。それにしても、園内にあった樹齢推定500年という蝦夷松の盆栽には驚いた。これにちなみ、本日ここに集うすべての若きカップルには、末永く幸せになっていただきたい。

 ちなみに私の身内の慶事の式そのものは、あたかもこの春うららかな天候にも祝福されたかのように、とどこおりなく終わり、参加者は皆、幸せな気持ちになって家路に着いたのである。

                   (2011年 2月 6日記)



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