悠々人生エッセイ



iPhone 11 ProMaxの表と裏




 ちょうど2年前に購入したiPhoneXの切り替え時期が来た。つまり、4年間の割賦で購入して2年経つと、残債は通信会社が負担して(ただし、iPhoneXは返却する。)、新しいiPhoneに切り替える契約だ。そこで、どのiPhoneにするか、三択となる。(1) iPhone 11 、(2) iPhone 11 Pro、(3) iPhone 11 ProMaxだ。大きな違いは、カメラで、(1) は超広角と広角で2つ目、(2)と(3) は超広角と広角と望遠で3つ目だ。それなら、より様々な写真が撮れる(2)と(3) に決まりだ。(3)は(2)よりひと回り大きいので、見やすい。だから、(3)にしよう。容量は、最大のものは512GBがある、ところが、今のiPhoneXの256GBでもかなり余っているので、その256GBを選択することにした。 Apple社のサイトには、次のような説明があった。

「iPhone 11 Proのトリプルカメラシステムには、プロレベルのポートレートが撮れる望遠レンズも搭載。野生動物やスポーツイベントでの選手のような、遠くにある被写体にもズームインできます。

 iPhoneで最高のディスプレイ。Appleが作ったものの中で最もシャープなディスプレイです。日光の中でもより明るく、真の黒を再現し、火のような明るい部分でもさらに細かなディテールをとらえるのでHDRムービーに最適です。

 iPhone 11 Proの液体に対する強さはiPhone 11同様。そのうえ耐水性能は2倍。最大水深4メートルで30分間です。

 iPhone 11と同じ頑丈なガラスを採用。背面には洗練された質感があるマット仕上げを施しました。医療に使われているものと同じグレードの、研磨されたステンレススチールと組み合わせています。」


 そういうことで、iPhone 11 ProMax 256GBに決めたので、歩いて上野のauショップに行った。最初、上野広小路のauに行ったら、在庫がないといわれた。いつ入るのかと聞くと、2週間後だという。それでは話にならないので、では、他のauに行こうとすると、「向かいのビルにあります。」と案内された。野村證券やJTBの並びで、以前、TSUTAYAが入っていたビルの2階に新しくau直営店ができたらしい。できたばかりなので看板もなく、店への入り方が非常に分かりにくいが、要は正面の喫茶店から入って階段を上ればよい。

 そこで、手続をしてもらった。私は、自分と家内の2台のiPhone、自分のiPad、それにiWatchを使っていて、まず全部の契約を確かめる。今回は、自分の「iPhoneX 256GB」を「iPhone 11 ProMax 256GB ゴールド」に切り替えるだけだ。同時に、使い方を洗い出して、プランを見直してみた。その結果、いささか細かいことになるが、主な契約内容を次に書き出していく。


1.プラン利用料

 (1)新auピタットプランN+通話定額(2年契約)2,680円(従前2.480円)
 (2)新auピタットプランNデータ(4GB以下)3,200円(従前4,720円)

2.Apple製品サービス

 (1)AppleCareなど 1,309円(変わらず。ただ、iCloudサービスが付いた。)

3.購入機器代金

 (1)3年契約 4,420円(従前は、4年契約 2,825円)

4.機種変更手数料 2,000円

__________________
【合計金額】
3ヶ月目から37ヶ月目まで 11,979円(従前は、11,286円)
38ヶ月目から48ヶ月目まで  7,559円

【端末代金】159,120円(3年分割)


 要は、693円分だけ支払いが増えてしまったが、購入機器代金の割賦支払期間を4年から3年にしたためで、通信プラン変更で合計を下げようとしたものの、補え切れなかったというわけだ。他方、家内に使ってもらっているiPhoneXRは、見直し前の4,755円から、5,685円まで・・・930円も上がってしまっている。通信プランを見直したのにこれはなぜかと聞いたら「スマホ応援割 1000円」というのが、昨年1月の購入から1年間付いていたのに、その期限が切れたそうだ。

 すると、二つのiPhoneで、見直し前の16,041円から、見直し後は17,664円か。ということは、1,623円の値上がりだ。うーん、よくできている。まるでauとApple社に寄ってたかってたかられたようなものだ・・・まあ、感心するやら、呆れるやら。こうなると、家内のiPhoneXRの割賦期間が終了するあと2年後の購入機器代金(2,185円)ゼロを待つしかないか・・・でもその時には、家内のiPhoneXR自体が相当くたびれてきているだろうから、それくらいなら、あと1年後に新機種に乗り換えた方がマシか・・・かくして、ますます上手くできていると脱帽だ。

 しかし、2年後の状況は、楽天の携帯電話参入があるので通信価格が値下がりすることが期待できる。しかも、中国の携帯電話メーカーとの競走で、機器の価格も下がるのではないだろうか。そう思って、状況が好転するのを待とう。

 なお、一番の心配事だった旧iPhoneXから新iPhone 11 ProMaxへのデータのバックアップからの回復は、結果的にうまくいった。というのは、最初、パソコン内のバックアップから回復するつもりでいた。ところが、新iPhone 11 ProMaxを起動したところ、「情報が転送されている間は、このiPhoneを新しいiPhoneの近くに置いてください。」という表示が出たので、これは便利な仕組みだ、Bluetooth経由だろうと思ってそのままにしておいた。しかし、いつまで経ってもバックアップが終わらない。原因はバックアップと新iPhone 11 ProMaxの間のiOSのバージョンの違いにあるのではないかと思い、新iPhone 11 ProMaxのiOSをバージョンアップしてから回復作業に入ったら、そっくりそのまま回復された。ひと手間かかったが、うまくいって良かった。

 ところでこの新iPhone 11 ProMaxは、画面が非常に美しい。しかも、電池がちっとも減らない。また、カメラが三つ目なので、望遠で遠くの景色を撮ることができるという。今はまだ寒いので、あまり出歩かないようにしているが、春になれば、どこか撮影旅行に行ってみたい。










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(令和元年2月3日著)
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