This is my essay.









桜色のじゅうたんの上
日の丸に大きな金屏風
盆栽の五葉松を背にし
ライオン・ヘアを揺らしつつ 
お祝いの言葉をいただく

表彰状と三段重ねの銀の杯
厳粛な式は滞りなく終わり
来し方30年間を振り返るも
夢幻の心境にはとんと至らず
まだまだ現役かと内心苦笑い

写真撮影の段になり
最前列の椅子に座る
われらがライオン・ヘア
ちょうどその真後ろに立つ

表彰状やら銀杯それに
紅白饅頭を抱えて帰宅
家内曰く「まあ、すごい」
続けて「私たちも30周年ね」
そんなに経ったとは・・・


(平成15年12月22日著)
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悠々人生・邯鄲の夢





悠々人生のエッセイ

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