1.ロジクール製のキーボードカバー 私は普段から、ちょっとした調べものやニュースを見るのに、iPadを使っている。すぐに起動できるし、iPhoneより画面が大きいから、そういう用途にはうってつけである。でも、ただ一つ不満があるとすればその入力システムだ。これは、平仮名入力の場合は何と五十音順の表が並んでいて、そのキーを一つ一つ押して行く必要がある。もちろん、変換する文字列にはいわゆる先読み機能があって、入力時にそれを駆使すれば多少は助かるものの、それでもiPhoneのフリップ入力や本格的キーボードのQWERTY配列に慣れている人からすると、まるで原始時代に逆戻りしたかのような気がする。私もしばらくは我慢して使っていたが、何ヶ月やっても慣れないので、iPadで物を書くのは止めてしまって、最近では、もっぱら見ることに使ってきた。 Bluetooth接続なので、iPad側でBluetoothをオンにし、このキーボードの電源を入れれば、すぐに使えるようになっている。キーの押し具合はちょうど良い。QWERTY配列の英文入力にl慣れていればそのまま打てる。ただ、私のようにiPadを平仮名入力に設定していた場合は、「設定」→「一般」→「キーボード」→「ソフトウェア キーボード配列」で「QWERTY配列」を選択し直す必要がある。電源は、リチウムイオン電池らしいが、一度充電すれば半年間は持つというから、十分に実用的だ。その一方、長く持つのは結構なことだが、次の充電時期までに電源ケーブルがなくならないか心配なくらいだ。 2.大容量リチウムイオン・バッテリー 12000mAhもある大容量のモバイル・バッテリーが発売された。iPadなら優に2回、iPhoneなら4回は充電できるモバイル型充電器である。それでいて、非常にコンパクトで嵩張らない。しかも、Amazonでは、2,980円という信じ難いほど安い値段である。早速これを購入して外出時に使い始めた。これまでは、朝の9時にiPhoneを持って外出すると、午後3時頃には電池の残量が20%を切ったという警告表示が出て困っていた。ところがこのモバイル・バッテリーのおかげで、電池のことは全く気にならなくなった。この安心感は、何ものにも替えがたい。出先での地図アプリの使用や写真を添付したメールのやりとりなどが、電池容量を気にせずに自由に出来る。大規模災害への備えという点からしても、安心だ。しかもiPadも同時に充電可能であり、これが何よりの天からの贈り物である。 ちなみに、私のiPad2は、Wi-Fiモデルなので、外出する際にはiPhoneのテザリング機能を利用し、これを無線LANルーターとしてiPadをインターネットに接続するのに使っている。それは良いのだが、その場合にiPhoneのバッテリーが異様に早く消耗してしまうのが難点だ。試してみたことはないが、確か4時間も持たないと言われている。そうしたときに、USBポート(いずれも5Aの2.1Vと1.0V)が二つあるこのリチウムイオン電池は実に役立ちそうだ。 Power Bank for iPhone/iPad Model : AL-P120、Mobile Garage 12000mAh
(平成24年6月17日著) (お願い 著作権法の観点から無断での転載や引用はご遠慮ください。) |
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