私の持っているオリンパスE−P3にいつも付けている、標準3倍ズームレンズ「M. ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F.3.5-5.6 」(35mm判換算で、28-84mm相当)の調子が悪くなってきた。このレンズは、ともかく軽量小型で高性能だから気に入っている。これさえチョンとカメラボディの前にくっつけておけば、目の前の被写体はもちろん、3倍の望遠なので少々遠くの被写体でも、画面の真ん中に持ってくることが出来る。それだけでなく、3倍となるギリギリいっぱいにしてマクロ撮影的なことをするようなことも可能で、しかもそうやると背景をボケさせることができる。だから、景色だけでなく、花を撮るにもとっても手軽なのだ。私が持っているオリンパスE−P1とE−P3の二台のカメラでは、過去3年間ほとんどこのレンズを使ってきた。もう何万枚の写真を撮ったことやら・・・というわけである。 ところが、その標準レンズの調子が悪くなったのである。というのは、撮り終わってスイッチを切ったときに、先頭のレンズ部分がガガカッと妙な音を立てるようになってしまったことである。今までこのレンズの良いところばかりを述べてきたが、このレンズの悪いところは、撮り始めのときに手動で胴を繰り出さなければならないところである。これを忘れてスイッチをオンにすると、画面に「レンズの状態を確認してください」と出る。まあこれは、コンパクトなレンズにするためにモーターを使わず、最初だけ手動にしたというところだろう。それで、スイッチを切って再び手動で胴を収納するのだけれど、そのスイッチを切るときに、レンズの先端がちょっと回る。そのときこれまでは静かにちょっと回るだけだったのに、最近は変な音を立てるのである。これは、壊れる前触れかもしれないと思うようになった。 (1) OLYMPUS マイクロ一眼レンズ防塵 防滴 電動ズーム M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ \34,178 (2) OLYMPUS PEN用 LH-55B レンズフード \3,518 (3) KENKO 52S PRO1D プロテクター(W)ワイド \1,584 そして、驚いたことに、8日(月)の午前9時には届けられた。早い! 発注してから、まだ33時間しか経っていない。これは、3連休中だったからまだ遅かった方で、平日だともっと早いのかもしれない。アマゾンは、年々、進化している。これほど迅速な出荷をするには大量かつ多種類の在庫を抱える必要があるが、そうならないように、販売と在庫を一貫して管理するシステムと自動出荷倉庫システムのようなものを組み合わせて、そのような離れ業が出来るのだろう。このアメリカ系企業のシステム設営能力を、日本企業も見習うべきだ。しかしそれにしても、iPhoneひとつ操作できない。その意味も理解できないという、そもそもITが何たるかをわからないトップが牛耳っている日本企業が多い。そうであるなら、もう全くもって、何をかいわんやである。 (平成24年10月 8日著) (お願い 著作権法の観点から無断での転載や引用はご遠慮ください。) |
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